C1エナメル質に小さな穴が開いたむし歯

C1の症状
歯の表面のエナメル質が侵されており小さな穴が空いた状態です。
冷たいものがしみることがありますが、痛みはまだないためご自身でむし歯がどうか判断がしづらいです。
この状態の場合、早期発見し早期治療を受けることが出来れば歯を削る量を最小限に抑えることができ治すことができます。

C1の治療方法
拡大鏡やマイクロスコープを用いてむし歯に侵された箇所のみを最小限削り、白いプラスチックを詰めて治療していきます。

C2象牙質まで進行したむし歯

C2の症状
むし歯がエナメル質の内側にある象牙質まで到達した状態です。
冷たいものがしみたり痛みを感じるといった自覚症状が出てきます。
この段階から症状の進行が早くなるため早期治療が重要になります。

C2の治療方法
拡大鏡やマイクロスコープを用いてむし歯を徹底的に除去、範囲に応じて、精密なつめものや、かぶせものにて修復する精密治療を行います。

C3神経まで進行したむし歯

C3の症状
むし歯が歯の神経（歯髄）まで到達した状態です。
むし歯がかなり進行しており激しい痛みを感じるようになります。

C3の治療方法
基本的には神経を取り除き、根管の中を洗浄・消毒をする根管治療を行います。根管治療は徹底的な感染の除去、再感染させない無菌的治療が重要です。
当院ではマイクロスコープ、ラバーダムを用いて再発しないよう徹底的に洗浄を行います。
また、むし歯が神経に達していても、VPTという神経を残す治療が可能な場合もございます。
是非一度ご相談ください。

＊保険根管治療およそ3000円程度

＊精密根管治療（自由診療）

　前歯：￥33,000　小臼歯：￥55,000　大臼歯：￥77,000

＊VPT（歯の神経を残す治療）￥33,000

C4歯の根（歯質）が失われた歯

C4の症状
歯の大部分が溶けて崩れ、歯根までむし歯に侵された状態です。
神経が壊死しているため激しい痛みは収まりますが、放置し歯根部に膿がたまると痛みが再発します。

C4の治療方法
保険治療の範囲ではほとんどの場合、抜歯が必要となります。
抜歯後、歯の機能回復を図るため、ブリッジや入れ歯、インプラントなどのご提案を患者さんのご要望をお伺いしながらさせていただき、納得の上治療を進めます。