顎関節症
口を動かそうとする時、耳の前あたりや、顎の筋肉が痛む。または大きく口を開けられない・開けるのが怖い。口の開け閉めの際に音がして気になるなどの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。
顎関節症は、咀嚼筋痛障害、顎関節痛障害、顎関節円板障害、変形性顎関節症といった疾患の総称となります。関節円板とは骨と骨の間のクッションで、傷害を受けるとものを食べたり口を開けたりしたときに顎が痛む、口が開かない、顎を動かすと「カクン、カクン」と音がするなどの症状が出ます。
睡眠中の歯ぎしりや食いしばり、外傷、噛み合わせ異常などが原因になることが多く、大半はセルフマネジメントで治せます。
無意識に上下の歯を噛み合わせていないかをこまめに確認し、同じ姿勢をとり続けたりほおづえをついたりしないようにしましょう。1~2週間たっても症状が改善しないときは専門医に診てもらう必要があります。